オンライン診療は、自宅にいながら医師の診察を受け、薬を郵送してもらえる便利なシステムです。
コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、オンライン診療に対応するクリニックが増えてきました。
しかし、AGA治療においてはデメリットも多く存在します。
そこで今回は、AGAオンライン診療のデメリットや後悔しないために知っておきたいポイントをご紹介します。
当院ではAGAを始めさまざまな脱毛症の治療が可能です。
オンライン診療や薬の郵送にも対応していますので、薄毛にお悩みの方はぜひご相談ください。
AGAオンライン診療のデメリット
オンライン診療には、AGA治療において以下のようなデメリットがあります。
- 正確な診察が難しい
- 治療方法が限定されてしまう
- 端末やアプリ、インターネット環境の準備が必要
- 血液検査ができない
それぞれ、詳しくみていきましょう。
①正確な診察が難しい
オンライン診療の大きなデメリットとして、正確な診察が難しいことが挙げられます。
オンライン診療では、画面越しで簡易的な視診しかできないからです。
対面診療なら、頭皮や毛髪の状態をマイクロスコープで詳細に確認できるため、薄毛の症状や進行状況を、オンライン診療よりも正確に把握できます。
また、定期的に頭髪の状態を確認・撮影することで、治療の経過を比較できます。患者さんと効果や副作用を定期的に確認しながら進め、場合によっては治療薬の変更も検討できるため、効果を実感しやすいのもメリットです。
正確な診察のためにも、オンライン診療だけでなく、定期的に対面診療を受けるようにしましょう。
②治療方法が限定されてしまう
オンライン診療では、内服薬や外用薬を処方する「投薬治療」しか選択できません。
AGA治療には主に「投薬治療」と「注入治療」の2種類ありますが、注入治療は来院して施術を受ける必要があります。
投薬治療(内服薬、外用薬) | 注入治療(メソセラピー、HARG療法) | |
治療内容 | 内服薬や外用薬の処方 | 薬剤を頭皮に注入 |
オンライン診療 | 可能(薬を自宅に郵送) | 不可(来院して施術が必要) |
とくにAGAが顕著に進行している方は、投薬治療のみでは効果が十分に見込めず、注入治療をおすすめする場合があります。
予防で治療を始める方や、地肌が透けるほど進行していない方は投薬治療で十分なこともあるため、医師と相談して治療法を選択しましょう。
なお、当院ではより即効性を求める方には、メソセラピーやHARG療法などの注入治療と併用をおすすめしています。
オンライン診療と施術を上手に活用し、効率よく治療を進めていきましょう。
③端末やアプリ、インターネット環境の準備が必要
オンライン診療には、ビデオ通話をするための情報端末(パソコン・スマートフォンなど)やアプリ、インターネット環境の準備が必要です。
そのため、スマートフォンやアプリの操作に慣れていない方には難しい場合があります。
また、オンライン診療を受ける際は周囲の環境にも配慮が必要です。
スムーズな問診のためにも、周りに人がいない静かな場所で診療を受けるようにしましょう。
アプリの操作などについて不明な点があれば、スタッフまでお気軽にご相談ください。
④血液検査ができない
オンライン診療では、基本的に血液検査ができません。
※血液検査キットを郵送し、自己採血してもらうケースもあります。
AGA治療では治療を始める前に、肝機能低下の有無などをチェックするための血液検査が必要になります。
肝機能が低下していると、AGA治療薬による副作用(肝機能障害)のリスクが高まるからです。
また、薄毛の原因が必ずしもAGAとは限りません。
血液検査を行うことで、鉄欠乏症貧血による脱毛症や、甲状腺ホルモン異常による脱毛症など、AGA以外の脱毛症である可能性を把握できます。
AGAオンライン診療で後悔しないためのポイント
AGAオンライン診療で後悔しないため、以下のポイントに注意しましょう。
- 初診はできる限り来院する
- アクセスしやすいクリニックを選ぶ
- 定期的に診察があるクリニックを選ぶ
それぞれ、詳しく解説します。
①初診はできる限り来院する
薄毛治療では、初診はできる限り来院して対面診療を受けましょう。
薄毛の症状は人によってさまざまで、熟練の医師であっても、画面越しでは正確な診察が難しい場合があるからです。
対面診療なら、マイクロスコープを使って以下のようなことを確認することができます。
- 頭皮の状態(オイリー・乾燥、炎症の有無など)
- 毛の細さや本数
- 脂漏性皮膚炎などの合併症
- 洗髪がしっかり行われているかどうか
また、薄毛の原因がAGA以外の脱毛症だった場合、治療が無駄になってしまう可能性があります。AGA治療薬はAGAにしか効果が期待できないからです。
初診は対面診療で症状を正確に診断し、適切な治療を受けるようにしましょう。
②アクセスしやすいクリニックを選ぶ
AGAのオンライン診療では、なるべくアクセスしやすいクリニックを選ぶようにしましょう。
遠方のクリニックでオンライン診療を受けていると、万が一来院が必要になった際に、足を運ぶのが大変だからです。
たとえば副作用が出た場合は、速やかに薬の服用を中断し、クリニックで医師の診察を受ける必要があります。
オンライン診療で完結するクリニックであっても、来院が必要になる可能性があることを心に留めておきましょう。
③定期的に診察があるクリニックを選ぶ
オンライン診療では、定期的に対面診察があるクリニックを選ぶようにしましょう。
定期的に対面での診察や血液検査を行うことで、副作用のリスクを抑えながら治療を進められます。
また、AGAは進行性の脱毛症なので、定期的に状態をチェックし治療内容(薬の種類や量)を見直ししていくことが大切です。
症状の改善が見られれば、薬の種類や量を減らすことができ、経済的な負担も少なくなります。
AGAオンライン診療ならリバイブAGAクリニックへ
リバイブAGAクリニックは、東京メトロ「錦糸町駅」3番口から徒歩0分。一人ひとりにあわせたオーダーメイド治療を提供している点が特徴です。
AGAを始め、FAGA(女性の薄毛)や円形脱毛症など、さまざまな薄毛のお悩みに対応しています。
オンライン診療にも対応しており、薬はご自宅まで郵送可能です。診察料など、治療以外の料金は一切頂いておりません。
薄毛にお悩みの方はぜひ、リバイブAGAクリニックへご相談ください。
AGAオンライン診療の流れ
AGAオンライン診療の流れは以下のようになります。
- 初回カウンセリングを予約する
- オンライン診療・カウンセリングを受ける
- お支払い
- AGA治療薬をご自宅へ郵送
それぞれ、詳しくみていきましょう。
①初回カウンセリングを予約する
まずは電話やWebフォームから初回カウンセリング・診察の予約をします。
当院ではLINEでの無料相談も24時間受け付けていますので、「まだ治療を始めるかどうか決めていない…」という方もお気軽にご相談ください。
お電話でのご相談は、下記の番号・時間帯で受け付けております。
電話番号 | 03-3623-0707 |
診療時間 | 平日 11:00~20:00 土日祝 10:00~19:00 |
②オンライン診療・カウンセリングを受ける
予約の日時になったら、オンライン診療・カウンセリングを開始します。
診察の内容は医師による問診と、カメラ越しでの診察、治療の説明などです。
診察後はそのままカウンセラーに交代し、料金プランやお支払い方法などの説明があります。
③お支払い
診察・カウンセリング終了後は、お支払いに進みます。
オンライン診療のお支払いはクレジットカードまたは銀行振込から選択可能です。
④AGA治療薬をご自宅へ郵送
お支払い完了後、AGA治療薬をご自宅へ郵送します。
血液検査が必要な方は、クリニックまでご来院をお願いしております。
ご希望があればその後も月1回程度、定期的にオンライン診療を行い、AGA治療薬を処方します。
AGAオンライン診療についてのQ&A
AGAオンライン診療について、よくある質問をまとめました。
Q.対面診療とオンライン診療で治療の効果に違いはありますか?
治療内容や処方される薬が同じであれば、治療の効果に違いはありません。
ただし、クリニックによっては対面診療のほうが、治療方法が豊富に用意されているメリットはあります。
投薬治療と他の治療方法をあわせて行うことで、より高い効果を期待できるでしょう。
たとえば、当院ではメソセラピーや人気のHARG療法などの治療も行っております。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
Q.AGA治療薬に副作用はありますか?
内服薬・外用薬それぞれに副作用のリスクがあります。
内服薬 | 外用薬 | |
処方される薬 | フィナステリド、デュタステリド | ミノキシジル |
効果 | AGAの進行を遅延する | 発毛を促進する |
主な副作用 | 肝機能障害、インポテンツ、リビドー減少(性欲減少)など | 初期脱毛、多毛症、かゆみ、かぶれ、動悸、息切れ、心疾患など |
ただし、重篤な副作用が起こる可能性は非常に低く、過度に不安を感じる必要はありません。
日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」によると、国内の臨床試験において、副作用の発現率は以下のように報告されています。
副作用の発現率 | |
フィナステリド | 性機能に関する副作用:374人中1人 |
デュタステリド | リビドー減少:3.3% インポテンツ:5.4% 射精障害:3.3% |
ミノキシジル(5%) | かゆみ、接触皮膚炎:6% |
万が一副作用がでた場合は、クリニックまで相談の上、治療を続けるかどうか、変更するかなどを検討しましょう。
Q.オンライン診療で処方してもらった薬で副作用が起きたらどうしたらいいですか?
薬の使用を直ちに中断し、可能であれば薬を処方してもらったクリニックまでご相談ください。
処方してもらったクリニックへ行くのが難しい場合は、副作用の症状にあわせて、お近くのクリニックを受診するようにしましょう。
たとえば、頭皮のかゆみや炎症などが現れた場合は皮膚科、激しい動悸や息切れなどを感じた場合は循環器内科を受診してください。
Q.AGA治療はオンライン診療の方が安いですか?
クリニックによって異なります。
AGA治療は保険適用外の自由診療で、料金設定はクリニックに委ねられているからです。
Q.オンライン診療の場合、血液検査はどうするのでしょうか?
当院では一度ご来院いただき、血液検査を行います。
オンライン診療を行っているクリニックの中には、血液検査キットを郵送し、自身で採血していただくクリニックもあります。
AGA・薄毛治療はリバイブAGAクリニックにご相談ください
オンライン診療は、クリニックに通うための時間や交通費を節約できる便利なシステムです。
しかし正確な診察が難しいことや、投薬治療しか選択できないことなど、デメリットも多くあります。
薄毛治療は症状を的確に診断し、一人ひとりに合わせた治療を行うことが大切です。
当院では、オンライン診療による投薬治療だけでなく、メソセラピーや人気のHARG療法なども選択できます。
患者様の症状に合わせた適切な治療をご提案しますので、薄毛にお悩みの方はぜひ、リバイブAGAクリニックにご相談ください